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瀬戸内しまなみ海道にある「サイクリングロード」は、日本で初めて海峡を横断できる自転車道です。
歴史と文化にあふれる島々を結ぶ、全長約70km(※)の海の道を、サイクリングで満喫していただくために、尾道市から今治市の間にある「しまなみ海道」沿線の自治体ではレンタサイクルを運営しています。各地区にあるレンタサイクルターミナルであれば乗捨ても自由です。また、今治市内の一部のホテル・旅館等にも乗り捨て可能です。
(※今治市サイクリングターミナル「サンライズ糸山」~尾道港(駅前港湾駐車場)まで)
茨城県潮来市から土浦市まで,霞ヶ浦北岸を走る約40キロメートルの霞ヶ浦自転車道(一般県道潮来土浦自転車道線)に加えて,南岸にもコースが整備されており,霞ヶ浦を一周することができます。その長さは約140キロメートル!霞ヶ浦の雄大な眺めと,湖上を渡ってくるそよ風が快適なサイクリングコースは,平坦で女性や初心者の方でも気軽に,安心して楽しめます。
また,土浦市からは,廃線となった鉄道の線路跡を活用した「つくばりんりんロード(約40キロメートル)」に,石岡市高浜からは「恋瀬川サイクリングコース(約17キロメートル)」にも足を延ばせるなど,さまざまなコースを楽しむことができます。
チャレンジ精神で,一周や自己の記録を楽しむことも可能ですが,ほぼ湖岸に面した日本一の広さを誇る湖の自然を味わうことが可能です。一番くびれた細くなっている琵琶湖大橋から北側を北湖,南側を南湖と呼び,北湖一周で約150km,北湖・南湖一周で約200kmです。ロードバイクで一気にまわる事も可能ですが,1泊2日や2泊3日でまわる人も多いです。 鉄道網も発達していることから今回は湖西,次回は湖東というように数回に分けて走るのも面白いです。その際は,湖岸のみならず,少し街の中に入って,川魚料理,佃煮,造り酒屋など風情残る情緒を楽しみ,宿泊することもお薦めです。
福島県のほぼ中央、磐梯山麓に位置する磐梯高原(通称:裏磐梯)の「桧原湖」は明治21年(1888年)に、磐梯山の水蒸気爆発による山体崩壊によって川が堰き止められ数年かかってできた湖です。現在は桧原湖を含め、小野川湖や曽原湖、秋元湖、五色沼やレンゲ沼など大小約400ほどの湖沼群が存在します。標高約820mで、清涼な気候と豊富な自然にも恵まれ避暑地として、観光地としても有名ですが、近年桧原湖の周回道路も整備され、サイクリングのコースとしても存分に楽しめるものとなっております。
JCAから支援を受け、毎年5月の最終日曜日に開催されている「桧原湖一周ファミリーサイクリング」も、広く皆様に愛されるサイクリングコースとなっております。
ぜひ、皆様にも高原の涼風の中で、緑あふれる福島の自然と、磐梯山や桧原湖の魅力を存分に楽しんでいただきたいと思います。